Excelマクロについて

変数について②

wp-datacare

前回の続きで変数の解説です。

前回は文字列型 String(ストリング)を使いました。

数値(整数)の場合は以下のようになります。

コードの意味

「長正数型」型の変数を使う例です。

Dim x as String     ← 変数の宣言

x= 15000        ← 変数を値に代入

Range(“A1”).value= x  ← 変数の値を使う

前回の文字列の場合は以下でした。

x = ”大阪店” の部分が 今回は
x = 15000  となっています。

以前の投稿 セルの操作① でも解説しましたが、文字列の場合は ””(ダブルクォーテーション) で囲む必要があります。

しかし、今回の x = 15000 は数値です。ダブルクォーテーションは不要です。

よく使う変数の型は以下のとおりです。

文字を使用する時は     String(ストリング)
整数の数値を使用する時は  Long(ロング)
少数点のある数値は      Double(ダブル)
日付や時間は        Date(デイト)

使うべき変数が分からないときには、
万能変数 Variant(バリアント)があります。

Variantだけを使うと誤った結果になったり、後から修正を行う場合 何を行っているのかが分かりにくくなります。
Variant型の使用は必要最低限にした方が良いです。
Variant型を使用した誤作動は改めて投稿します。

変数に文字や数値をセットする時に以下のようにしました。
  x = ”大阪店”
  x = 15000

x = 15000 は左右がイコール(等しい)という事ではありません。
右辺を左辺に代入(だいにゅう)という意味です。
代入とは変数に値を入れる事をいいます。

以前解説したIfステートメントの時に以下を説明しました。

 

If Range(“B3”).Value = “パチンコ” Then

 

Ifステートメントの時のイコールは、等しい という意味です。

Ifステートメント以外のイコールは、代入  と覚えて下さい。

今回はここまでです。
単調ですが継続して下さい。

ABOUT ME
酒見 拓也
酒見 拓也
代表取締役
パチンコ企業向けにExcelマクロを使って業務の自動化、効率化のやり方を発信しています。 企業向けに「Excelマクロ研修」も行っています。
記事URLをコピーしました