Excelマクロについて

ホールコンのcsvを使った集計練習⑦-4

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今回は前回までで作成した一覧からPDFに変換します。

PDFファイルはデスクトップに保存します。
デスクトップのパスは、パソコンによって異なります。
デスクトップのパスを取得する方法は以下のとおりです。

実行すると以下のようになります。

ここでは admin ですが、実行するパソコンによってこの部分が変わります。
このコードの解説は、ここでは省きます。

作成した一覧をPDFに変換してみます。
コードは「マクロの記録」を使って作成してみます。

「マクロの記録」は、マクロのコードを調べるのにとても便利な機能です。

「マクロの記録」の手順

①[開発]タブから「マクロの記録」をクリック

②「マクロ名」はそのままで大丈夫です。
  マクロの保存先は「作業中のブック」を選択してOKをクリック

③[F12]キーを押します。
保存場所を「デスクトップ」にします。
「発効後にファイルを開く」のチェックを外します。
[保存]をクリックします。

④[記録終了]をクリックします。

以上です。

失敗したら①からやり直してください。

記録されたマクロのコードは以下のようになります。

「ChDir “D:\Users\takuya\Desktop”」の部分は不要です。

以下の部分をコピーします。

一覧を作成したコードに下図のように貼り付けます。
(「マクロの記録」で作成したコードは不要です。削除しても問題ありません。)

作成したパソコンで実行した場合このコードでも問題はありません。
しかし、他のパソコンで実行するとエラーになります。
デスクトップのパスが異なるからです。
どのパソコンでも動作できるように以下のように修正します。

青枠の部分を追加、赤線の部分を修正しました。
これを実行するとデスクトップにPDFファイルが作成されます。
作成したファイルはこちらからダウンロードできます。

作成したファイルをマクロからそのまま、メールに添付して自動送信する事も可能ですね。

今回はここまでです。
次回は、Excelファイルを開くと自動実行して、その後自動終了するするやり方を解説します。

ABOUT ME
酒見 拓也
酒見 拓也
代表取締役
パチンコ企業向けにExcelマクロを使って業務の自動化、効率化のやり方を発信しています。 企業向けに「Excelマクロ研修」も行っています。
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