ホールコンのcsvを使った集計練習⑦-4
![](https://p-vba.jp/wp-content/uploads/2023/09/catch20230910.png)
今回は前回までで作成した一覧からPDFに変換します。
PDFファイルはデスクトップに保存します。
デスクトップのパスは、パソコンによって異なります。
デスクトップのパスを取得する方法は以下のとおりです。
![](https://p-vba.jp/wp-content/uploads/2023/09/pic20230911-01.png)
実行すると以下のようになります。
![](https://p-vba.jp/wp-content/uploads/2023/09/pic20230911-02.png)
ここでは admin ですが、実行するパソコンによってこの部分が変わります。
このコードの解説は、ここでは省きます。
作成した一覧をPDFに変換してみます。
コードは「マクロの記録」を使って作成してみます。
「マクロの記録」は、マクロのコードを調べるのにとても便利な機能です。
①[開発]タブから「マクロの記録」をクリック
![](https://p-vba.jp/wp-content/uploads/2023/09/pic20230911-03.png)
②「マクロ名」はそのままで大丈夫です。
マクロの保存先は「作業中のブック」を選択してOKをクリック
![](https://p-vba.jp/wp-content/uploads/2023/09/pic20230911-04.png)
③[F12]キーを押します。
保存場所を「デスクトップ」にします。
「発効後にファイルを開く」のチェックを外します。
[保存]をクリックします。
![](https://p-vba.jp/wp-content/uploads/2023/09/pic20230911-05.png)
④[記録終了]をクリックします。
![](https://p-vba.jp/wp-content/uploads/2023/09/pic20230911-06.png)
以上です。
失敗したら①からやり直してください。
記録されたマクロのコードは以下のようになります。
![](https://p-vba.jp/wp-content/uploads/2023/09/pic20230911-07.png)
「ChDir “D:\Users\takuya\Desktop”」の部分は不要です。
以下の部分をコピーします。
![](https://p-vba.jp/wp-content/uploads/2023/09/pic20230911-08.png)
一覧を作成したコードに下図のように貼り付けます。
(「マクロの記録」で作成したコードは不要です。削除しても問題ありません。)
![](https://p-vba.jp/wp-content/uploads/2023/09/pic20230911-09.png)
作成したパソコンで実行した場合このコードでも問題はありません。
しかし、他のパソコンで実行するとエラーになります。
デスクトップのパスが異なるからです。
どのパソコンでも動作できるように以下のように修正します。
![](https://p-vba.jp/wp-content/uploads/2023/09/pic20230911-10.png)
青枠の部分を追加、赤線の部分を修正しました。
これを実行するとデスクトップにPDFファイルが作成されます。
作成したファイルはこちらからダウンロードできます。
作成したファイルをマクロからそのまま、メールに添付して自動送信する事も可能ですね。
今回はここまでです。
次回は、Excelファイルを開くと自動実行して、その後自動終了するするやり方を解説します。