ホールコンのCSVを使った集計練習④
![](https://p-vba.jp/wp-content/uploads/2023/08/catch20230816.png)
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今回もホールコンから出力されるZA形式ファイルを使う内容です。
パチンコ4円の機種名に「宇美物語」を含む 台を抽出して集計を行います。
パチンコ店の機種集計では、特定のワードを含む集計がよく行われます。
特定のワードを含むかを判断する時にはInStr関数を使用します。
InStr関数は文字列の中に指定したワードの文字の位置を返します。
InStr(“東京都新宿区”, “新宿”) の場合 4 となります。
文字列「東京都新宿区」が新宿のワードが4文字目に存在するという事です。
InStr(“東京都品川区”, “新宿”) の場合、「東京都品川区」に新宿のワードは含まれていないためゼロとなります。
このInStr関数を利用して
含む場合は0より大きい 含まない場合はゼロ
と判断できます。
今回の問題はこれを踏まえた内容です。
使用するファイルはこちらからダウンロードできます。
今回はZA形式ファイルから以下の条件で抽出します。
- パチンコ
- 貸料金
- 機種名に「宇美物語」を含む
![](https://p-vba.jp/wp-content/uploads/2023/08/pic20230816-01.png)
模範解答は以下のとおりです。
![](https://p-vba.jp/wp-content/uploads/2023/08/pic20230816-02.png)
結果は以下のようになります。
![](https://p-vba.jp/wp-content/uploads/2023/08/pic20230816-03.png)
要領は前回・前々回の問題と同じです。
今回は「宇美物語」のワードを含む という特殊な条件があります。
最初に解説したInStr関数を使用します。
If InStr(.Cells(i, “DO”).Value, “宇美物語”) > 0 Then とDO列の機種名に「宇美物語」が含まれているかを判断しています。
![](https://p-vba.jp/wp-content/uploads/2023/08/pic20230816-04-1024x601.png)
ゼロより大きい時は含まれている、ゼロの時は含まれていない となります。
特定のワードが含まれている という抽出方法は使用頻度が高いです。
InStr関数をマスターしましょう。
今回はここまです。
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