ホールコンのCSVを使った集計練習②

今回もホールコンから出力されるZA形式ファイルを使う内容です。
前回ZA形式ファイルは少々癖があると述べました。
その癖の一つが アウト と セーフ です。
ZA形式のファイルのG列がアウト、H列がセーフです。

パチンコの場合、アウトが1220の場合でも 122と表記されます。
セーフも同様です。
ベースアウト・ベースセーフ、特賞中アウト・特賞中セーフ もゼロが1つ少なく表記されます。
しかし、スロットの場合はアウトが12340個の場合 ZA形式でも12340個と表記されます。
パチンコの場合に注意が必要なのです。
パチンコのアウト・セーフをゼロが1つ少ないままで使用しているパチンコホールもあるかもしれません。
しかし、このブログではパチンコのアウト・セーフはゼロを1つ付けて解説をします。
今回はZA形式ファイルを使ってパチンコ・スロットのアウトを算出してみます。
使用するファイルはこちらからダウンロードできます。
ZA形式は前回と同じものを使用しています。
コードは以下のようになります。

実行すると以下のようになります。

アウト(平均アウト)の算出方法は、該当するアウトの合計を求めて 該当する台数で割ります。 総アウト÷台数
パチンコの場合だけG列のアウトに ×10 の処理が必要です。
その為、パルス用の変数 lngPulse を宣言しています。
パチンコの場合は G列のアウト×10 としています。
スロットの場合は、×10 の処理は不要のため ×1 としています。
ちょっとややこしいですね。
これがZA形式の大きい特徴です。
各台データは、ZA形式以外にもホールコンメーカー毎に存在します。
詳細は大人の事情で解説できません。
パチンコでも、アウト・セーフにゼロを追加しなくてよいメーカのデータ形式もあります。
必用に応じて パルスの処理を使い分けて下さい。
アウトの解説でしたが、長くなりました。
今回はここまでです。