Excelマクロ ブック公開

シートの変数①

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前回前々回とシート名を指定した練習問題を解説しました。

以下のような感じです。

シート名を付けるとコードが横に長くなります。
だからと言って省略はできません。

使用頻度の高いシートは、変数を利用するとよいです。

シートの変数を使用するには以下のようにします。

Dim wsKisyu As Worksheet
変数 wsKisyu を宣言します。型はWorksheet型です。

Set wsKisyu = Worksheets(“機種一覧”)
変数にシートを格納しています。
いままで変数に文字や数値を代入する場合は
  変数名 = 値 
でした。
しかし、シート用の変数の場合は Set を付ける必要があります。

変数には オブジェクト用のものがあります。
シートはオブジェクトです。その他 セルブックオブジェクトです。

今後、高度なテクニックを使う時に
  set 変数名 = ○○
というのが出てきます。

現段階では
 ・シートやセルはオブジェクト
 ・オブジェクト用変数を格納する場合は Set が必要

と覚えといて下さい。

wsKisyu.Range(“A1”).Value = 250
通常 Worksheets(“機種一覧”).Range(“A1”).Value = 250 となりますが
Worksheets(“機種一覧”) が wsKisyu と置き換わります。

ワークシートの変数名は
  ワークシート から ws
  シート から    sh
が付く事が多い感じです。

このブログでは、ws○○ という感じで使用していきます。

今回、シート名を変数に格納する方法を解説しました。
サンプルコードでは シート型変数を使う事でプログラムコードが増えています。
これくらいであれば逆に使用するメリットはありません。

しかし、実務では使用するメリットがあります。
是非マスターして下さい。

今回はここまでです。
次回も今回の続きになりますよ。

ABOUT ME
酒見 拓也
酒見 拓也
代表取締役
パチンコ企業向けにExcelマクロを使って業務の自動化、効率化のやり方を発信しています。 企業向けに「Excelマクロ研修」も行っています。
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