Excelマクロについて

プログラムコードが書ける方法①

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プログラムコードを記述する手順について解説します。

プログラムコードを記述する時は、上から順に下に向かって記述してはいけません。

以下は上から順にコードを作成してみました。

YoutubeのExcelマクロ解説でよく目にします。
おススメしない記述方法です。

ステートメントを記述する時は 処理内容の記述の前に先にステートメントの終わりを記述してステートメントの部分を完成させて下さい。

Ifステートメントの場合
   セルC5がパチンコ の値の場合セルを水色にする

以下が完成形です。

このコードを記述する時は、次のようにします。

ここで重要なのは If Range(“C5”).Value = “パチンコ” Then を記述したら次に
End If を記述する事です。
End If を記述後に処理内容を記述します。

 

For~Nextステートメントの場合
  5行目から24行目のセルを水色に塗りつぶす

以下が完成形です。

このコードを記述する時は、次のようにします。

ここで重要なのは For i = 5 To 24 を記述したら次に
Next i を記述する事です。
Next i を記述後に処理内容を記述します。

 

ステートメントを記述したら、すぐにステートメントの終わりを記述します。
このような記述を行う事で、ステートメントの記述忘れを防げます。
また、複数のステートメントを記述する場合に混乱する事を防げます。

以下は、最近私が実務で作成したコードの一部です。

For~Nextステートメント の中に Ifステートメント
さらにその中に Ifステートメント や For~Nextステートメント
For~Nextステートメント の中に For~Nextステートメント

このようなコードを上から順に作成していく事は至難の業です。

単純なコードでも、複雑なコードでも今回解説したメソッド(手法)に従ってコードを記述する癖をつけて下さい。

今回はここまでです。
次回もプログラムコードの記述方法について解説します。

ABOUT ME
酒見 拓也
酒見 拓也
代表取締役
パチンコ企業向けにExcelマクロを使って業務の自動化、効率化のやり方を発信しています。 企業向けに「Excelマクロ研修」も行っています。
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