Excelマクロ(VBA)の関数

通常エクセルを使用すると、関数を使用します。
- 合計を求める SUM関数
- 平均を求める AVERAGE関数
- 本日の日付を取得する TODAY関数
- 一覧表の左側から検索してデータを抽出する VLOOKUP関数
- 文字の左側から抜き出す LEFT関数
数式と関数を組み合わせて複雑な条件で数値を計算したり、データを抽出しています。
Excelマクロ(VBA)にも多くの関数が用意されています。
関数を使用することで、データの取得や加工、検索が容易にできます。
今後の投稿でも関数をどんどん使っていきます。
今回の投稿で関数について理解して下さい。
関数とは?
関数とは、決められた結果を返す仕組みの事です。
この説明だけではピンとこないかもしれませんが、通常の関数をイメージしてもらって大丈夫です。
通常、セルに使用する =SUM(A1:A5) のような関数を ワークシート関数 と呼びます。
今回の投稿で説明するのが VBA関数 と呼びます。
VBA関数の種類は約135です。
全てを覚える必要はありません。
必要になればその都度 覚えて下さい。
よく使用する関数を紹介します。
現在の日付を返します。
ワークシート関数の TODAY関数 に似ています。
例) Date とすると 2023/06/23
と返します。
値を指定した書式で文字列型に変換します。
ワークシート関数の TEXT関数 と使用方法は同じです。
例) Format(date , “aaa”) とすると 金
と曜日を返します。
メッセージボックスを表示しその結果を返します。
例) MsgBox “あいうえお かきくけこ”
以下のようにメッセージボックスが表示されます。

文字列の先頭から指定した文字数分の文字列を返します。
例) Left(“あいうえお” , 3 ) とすると あいう
と先頭から3文字を返します。
ワークシート関数では、複数の関数を組み合わせる事で自由度の高い数式が作成できます。
これはVBA関数でも同じです。
実務では、VBA関数を使用せずにプログラムコードを作成することは不可能です。
VBA関数は今後の問題や解説でどんどん使用します。
その都度覚えて下さい。
今回はここまです。