Excelマクロについて

Excelマクロの練習⑥(複数条件付きの合計算出)

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今回の課題も、マクロを使って合計を求めます。
単調な練習問題が続きますが、このような練習問題を繰り返すことで、条件分岐・繰り返し処理が身に付きます。
Excelマクロの習得では、条件分岐・繰り返し処理が使いこなせると必ず上達します。
一日一問でもよいので、何も見ずにプログラムコードが書けるようになって下さい。

練習用のファイルはこちらからダウンロードできます。

C列のPS区分がパチンコ & D列の貸料金が4円未満の売上額の売上合計額を算出します。
条件が2つあります。
今回の練習問題では1円パチンコと1円スロットがある事に注意して下さい。

模範解答は以下のとおりです。

Sub サンプル()
  Dim i As Long
  Dim lngUriage As Long

  For i = 5 To 24
    If Cells(i, 3).Value = “パチンコ” Then  ‘PS区分がパチンコの場合
      If Cells(i, 4).Value < 4 Then  ‘貸料金が4円未満の場合
        lngUriage = lngUriage + Cells(i, 6).Value
      End If
    End If
  Next i
  Range(“F26”).Value = lngUriage

End Sub

このコードを実行すると以下のようになります。

コードを 貸料金が2円又は1円と書く方法もあります。

今回の作成条件が「D列の貸料金が4円未満」とありますので模範解答の方が良いです。
また、実務では0.5円パチンコなどが追加された場合にはコードの追加が必要となります。
貸料金の種類が多い現在では、Or を使った記述はお勧めできません。

今回はここまでです。

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酒見 拓也
酒見 拓也
代表取締役
パチンコ企業向けにExcelマクロを使って業務の自動化、効率化のやり方を発信しています。 企業向けに「Excelマクロ研修」も行っています。
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