祝日の求め方

エクセルには曜日を求める関数はありますが祝日を求める関数はありません。
しかし営業計画を作成する時に平日・土曜・日曜・祝日 と過去の実績を元にアウトや玉単価、玉粗利を入力していると思います。
また、実績の検証で 平日 と 土日祝 に分けてアウトや玉単価、玉粗利などの集計を出すこともあります。
パチンコ店では祝日の求め方を知っておくことは必要です。

昔は祝日の日付が「こどもの日」5月5日のように日付が固定されていたり、「成人の日」の1月の第2月曜日と明確でした。このような場合は頑張れば祝日を判断するプログラムを作成する事も出来ました。
しかし最近は、即位の特例祝日やオリンピック関連の祝日などイレギュラーが多くあり、プログラムの修正が煩雑になりあまりお勧めしません。

Googleで「エクセル 祝日」と検索すると祝日用のシートを用意してそのシートに一覧を表示させる方法がヒットします。一覧にある日付を元に数式などを使って祝日を判断しています。こちらをお勧めします。

私も似ている方法ですが説明します。
祝日は「国民の祝日に関する法律」という法律で定められています。所管は内閣府です。
内閣府のホームページに祝日の情報があります。
ここからCSVデータをダウンロードできます。

このデータをシートに貼り付けます。

手作業で入力する手間が省けて精度の高いデータです。

参考のため数式で判断する方法を案内します。
ダウンロードしたCSVデータをそのままエクセルシートにそのまま貼り付けて、シート名を「祝日」とします。
シート「計画」に以下のようにする場合 セルC5に以下の数式を入力します。
  =IF(COUNTIF(祝日!A:A,計画!B5)<>0,”祝”,TEXT(B5,”aaa”))
その数式を下までコピーして下さい。
日付が祝日の場合「 曜日」 の項目が 祝 と表示されます。

VBAの場合はユーザー定義関数を作ると他のエクセルファイルでも使用でき便利になります。

もっと楽な方法をご存じの方がいらっしゃれば是非教えて下さい。