マクロを始める前の準備です。
エクセルの初期状態では、エクセル マクロ(VBA)の操作や作成がスムーズにできません。
設定の変更を行って下さい。
①「開発」タブの表示(Excel 2019の場合)
エクセルの「ファイル」タブから「オプション」を選択します。
「リボンユーザー設定」から右側のリストにある「開発」にチェックを入れて下さい。
リボンメニューに「開発」タブが表示されます。
②マクロのセキュリティ設定
[開発]タブにある [マクロのセキュリティ]を選択します。
[マクロの設定]から
警告を表示してすべてのマクロを無効にする
を選択して下さい。
※マクロ(VBA)では、エクセルだけでなくパソコンを操作する事が可能になります。
エクセルを起動した時にファイルを削除する操作などが可能になります。
そのために、ここではマクロが含まれたファイルを開いた場合 一旦マクロを停止して確認を行う設定にしました。
出所が不明なファイルの場合には、マクロを有効にしないようにする必要があります。
③「変数」の宣言を強制
変数とは、文字や数値などを一時的に保存できる器のようなものです。
変数の使用は強制では無く宣言を行わなくてもVBAの作成を行うことは出来ます。
しかしVBAを実務で使用する時には、プログラムは複雑になり記述量も増えてきます。
変数を宣言する事で、VBA作成時のミスが大幅に削減できます。
その為、変数を使用する時には変数の宣言を行わなければならない設定にしておきます。
「開発」タブある [Visual Basic]を選択します。
「Visual Basic Editor」が起動されます。
(エディターと呼び、ここからVBAの記述を行うことになります)
[ツール]→[オプション]から下図の「変数の宣言を強制する」にチェックを入れて下さい。